Takahashi-Studio

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2007.07.12-13
オランダ・デルフト工科大学×ムサビとのワークショップ
 
TUD×MAU Workshop  
オランダ・デルフト工科大学の日本へのスタディートリップ中の2日間を頂き、ムサビ学生との交流を主としながらのワークショップを行いました。
大学院を中心として、企画運営からスタートしました。
ワークショップスケジュール
7/12(木) 10:00  武蔵野美術大学新宿サテライト   
                       源先生レクチャー    
                         デルフト工科大学生レクチャー    
                         ワークショップテーマ等説明   
                         グループ分け(6チーム:A,B,C,D,E,F)
              14:00  飯田橋駅着 神楽坂フィールドワーク    
                         3ルートに分かれる(AB,CD,EF)
              17:30  レンタルスペース    
                         グループディスカッション  
              21:00  解散
7/13(金) 9:00  武蔵野美術大学    
                       グループごとにわかれ制作開始
             15:30  バーティカルレビューにてプレゼンテーション
             16:20  レビュー終了 パーティー
2007.07.12-13
Delft×MAU Workshop
ワークショップ課題文制作

デルフト工科大学とワークショップを行うにあたり、まず、日本的なもの、昔から継承しているものは何なのかを考えました。 候補地として、浅草・蔵前・両国・月島・佃島・谷中・神楽坂を挙げ、リサーチを行いました。 震災や戦争により建物は消失していますが街区や道は江戸時代から変わっていない地区が多く、更に、大きな道から派生した生活に密着している”路地”に日本ならではのコミュニティ、パブリックスペースが見られるのではないかと考えました。結果として、平地なオランダとは対照的で地形に富む事、様々な路地空間がある事から神楽坂をフィールドワークの敷地に決定しました。
Delft×Mau Workshop ( 2007.7.12-13 )  課題文   
「神楽坂に滞在する空間」を設計して下さい           
敷地条件: グループでフィールドワークをしながら 発見した場所
最終提出: 畳1枚分の段ボールパネルにdrawing・model を添えて プレゼンテーションをする
1日目レクチャー後にグループを分ける                    
1日目・2日目頭までに   
        ・場所を決める                            
目的を決める(滞在するための)                          
誰が誰と を決める(対象)                          
時間を決める                                  
など、各グループで設定をしていく

ワークショップ後記 
武蔵野美術大学に入って、初めての取り組みの知らせが高橋先生の元に来たものは、デルフト工科大学とのワークショップでした。言葉の壁や初めの何についてデルフト側にプレゼンするのが好ましいのか、ワークショップとして何をする事をデルフト側が要求してるのか等、分からない事を1からスタートする事の難しさを感じました。実際、課題を行うときは、与えられたものをどのようにこなすかが要求されるのに対し、課題を出す事の難しさ、敷地の選び方、また期間が2日という短さの中で両校が協力し合い、敷地調査、現状把握、アポイントメント等、自分の仕事以外に他の仕事はものすごい体力を使いました。互いの主張を聞いて互いの意見を出し合い、この事を通して武蔵野美術大学の学生として、はじめて一緒に出来た事として嬉しく思っています。 
ワークショップの流れは、1日目は新宿の武蔵野美術大学の新宿サテライトにデルフトの学生を招いて、源先生の日本の建築の工法についてのレクチャーをしてもらい、その後、サテライト内で昼食をし、グループに分かれ、そのグループごとに神楽坂に行き、その中で神楽坂の街のつくりと街並、地形等を見物し、グループごとに意見を出し合う場を設け、まとめをしてもらう。 2日目に武蔵野美術大学で朝から集まりバーティカルレビューでプレゼンをするために急いで模型を作り日本語と英語でプレゼンをしました。そのあとに交流を深めるためのパーティーなどをしました。時間がない中でそれぞれがそれぞれの作品をやり遂げた事に大きな成果が出来たと思います。今回のワークショップを通して、初めて会うムサビ生、またデルフト工科大学のみなさん、自分は言葉の壁が一番大きな課題になっていたのですが、それを助けてくれたみなさん、今回のデルフトとのワークショップはとても短い時間の中で物も出来、プレゼンも出来ていたとおもいます。このような経験はこれから先も沢山やっていけると良いと考えています。 あの時集まって出来た成果物、あの時集まってやった事、これからの自分達に大きな力になっていくと思います。 
大学院2年 市堰祐輔

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